みなさま こんにちは

 

暦の上では立春もすぎ、少しずつ寒い時期の終わりが近づいていますね^^

今年の冬はみなさま風邪などひかれなかったでしょうか?

風邪予防には手洗いうがいはもちろんのこと、睡眠と適度な運動、そして食事から栄養をたっぷりとることが大切です。

 

しかし、矯正治療中は痛みで食欲が減退したり、食べ物が装置に絡まるストレスや歯磨きの手間から、食べることが控えめになるとよく患者様からお話をお伺いします。

だからといって、食事をしない。流動食のみなどで済ます。などしていると栄養不足になり、免疫が低下し風邪をひきやすくなります。

今回は矯正治療中のお食事の栄養の取り方についてお話しいたします!

 

バランスのいい食事とは

バランスのいい食事とは、

主食(糖質)+主菜(タンパク質・脂質)+副菜(無機質・ビタミン・食物繊維)

を3食しっかりとることが大切です。

 

主食

お米・パン・麺類

矯正治療中の工夫

・お米はおかゆやリゾット・雑炊にする

・細い麺はブラケットに絡みやすいので麺類は太めのうどんなど

・パスタなどは短く切って茹でる

・やわからいパンを選ぶ トーストはしない

 

主菜

お肉やお魚、卵・大豆製品・乳製品など

矯正治療中の工夫

・お肉は柔らかいひき肉料理や煮込んだやわらかいお肉

(ハンバーグ・つくね・水餃子・など)

・お魚はほぐして食べれるもの または鯖の水煮缶など缶詰を使用

・グラタン・オムレツ・豆腐などは柔らかく食べやすい

 

副菜

野菜類全般

矯正治療中の工夫

・ほうれん草やえのきなど細く繊維質のある野菜は短くカットし使う

・硬い野菜などは煮物にする

・茹でた野菜や柔らかい野菜をすりつぶす(マッシュポテトやアボカドなど)

・野菜をスープやポタージュにする

 

デザート

矯正治療中の工夫

・ヨーグルト・プリン・ゼリーなど噛まずに食べれるもの

・バナナやイチゴ・キウイも柔らかく食べやすい

 

矯正治療中避けた方がいい食べ物

これまでは、矯正治療中の痛みがある際におすすめの食事をご紹介しました。

しかし矯正治療中には避けた方がいい食べ物もあります。

 

*キャラメルやガム・お餅などの粘着性の高いもの

装置にくっついて外れてしまう可能性があります

また、くっついてしまうと歯磨きがしづらく虫歯の原因にもなります

*おせんべい・りんごなど硬い食べもの

装置に当たって外れたり壊れる可能性があります

*カレーやキムチ・コーヒーなど着色が気になるもの

矯正装置を結んでいるゴムが着色することがあります

 

絶対に食べてはいけないというわけではありませんので、

噛み方や、食べるタイミング(来院する前の日)などでうまく調整し、

ストレスのないようお食事も楽しみましょう!

 

矯正治療を始めると、最初は痛みや違和感に慣れず食事の栄養バランスが偏ってしまうことがあります。

しかし、慣れてくると食べ方のコツなどをつかんで過ごしている方がほとんどです。

長い矯正治療期間をストレスなく過ごせるよう、ご参考にしていただけると幸いです。

 

また、マウスピース矯正の場合は取り外しができるため、自由にお食事も楽しんでいただけます*

マウスピース矯正もワイヤー矯正も食後の歯磨きは必須になりますが、

ライフスタイルに合わせた矯正装置を選択しましょう。

 

 

福岡天神矯正歯科