みなさん、こんにちは。

今回は滅菌・消毒についてのお話をさせていただきます。

冬に向け、新型コロナウィルスの感染者数が全国的に増加傾向にあり再度感染症

対策を徹底する必要性がでて参りました。

当医院でも患者様へ診療を行うにあたり、治療技術や設備、患者様対応はもちろんですが、安全にそして安心して治療を受けられる環境を整えることも、非常に大切であると考えております。

そこで、滅菌消毒の違いについてと当医院での取り組みについて簡単に説明をさせて頂きます。

滅菌

病原体・非病原体に関わらず、全ての微生物を死滅させることを指します。

当院では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を使用し、切削機械の器具をはじめミラー・ピンセット等の治療に必要な物をかけております。

また滅菌にかける際、1つ1つ専用の滅菌パックへ入れ使用する直前に開封をしております。

 

消毒

病原性微生物を死滅させ、感染の危険性を無くすことを指します。

当院では消毒液を3種類使用しそれぞれ用途分けをして、消毒を行っております。

診療チェアやライトの持ち手等、術者はもちろん患者様も触れるすべての箇所をその都度消毒をしております。

 

滅菌、消毒ができない物(グローブ、コップ、エプロン等)に関しましては、使用後、破棄し患者様お一人お一人新しい物へ変えております。

 

その他にも当院では滅菌前の洗浄方法も徹底し以下の手順で行っております。

①用手洗浄 …洗浄剤とブラシ又はスポンジを使用して物理的に汚れを落とします。

②浸漬洗浄 …器材を洗浄液に浸けることで汚れを除去し、血液や体液などの付着物を分解します。

③超音波洗浄 … 超音波を発生させることにより液体中の泡による衝撃波と水の分子を洗浄物にぶつけ汚れを剥離させます。

 

さらに診療に関することだけでなく、ご来院をされた方全員へヨード入りうがい薬でのうがい、手洗い、手指消毒、検温をお願いし、診療室は空気循環の為、常に換気をした状態で患者様への施術をさせていただいております。(適切な温度環境でない場合もございますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。)

また、医師、スタッフにおきましても感染予防を行い、治療に付く際フェイスシールドを着用しての対応をさせていただいております。

 

安心して治療を受けていただけるよう努めてまいりますので、気になることがございましたらお気軽にご相談ください。