上下顎4本抜歯矯正後の後戻りによる叢生に対する非抜歯矯正治療
【性別】女性
【年齢】20代
【治療方法】非抜歯矯正治療
【治療期間】19ヶ月
【症例解説】
中高生の頃に海外で矯正をしたが保定装置(リテーナー)を使用していなかったので後戻りでガタガタが出てきたのでまた綺麗に戻したいという希望で来院されました。
1回目の矯正治療では抜歯矯正による矯正治療を経験しており、すでに上下顎両側第1小臼歯(上下の4番目の歯)が4本が抜歯されている状態でした。
そして、保定装置(リテーナー)を使用しなかった影響により上下顎の歯列が狭くなり、叢生(ガタガタ)が再発しています。
正中に関しても上顎の正中が下顎の正中に対して左に偏位していたので、上下顎歯列の拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作る非抜歯矯正治療を選択しました。
正中を合わせる移動には、マウスピース矯正装置(インビザライン)と顎間エラスティック(ゴム)を併用することで非抜歯でも効果的に行うことができます。
*当院では矯正治療を行う全ての患者様に対して矯正精密検査を行い治療方針を決定致します。そのため治療計画、治療結果及び治療期間については患者様や歯並びの状況により異なります。矯正治療のリスクや副作用について詳しくはこちら
福岡天神矯正歯科