矯正治療後の「後戻り」とは?
皆さま、こんにちは
お出かけや博多どんたくに賑わったゴールデンウィークも終わり、いつの間にか街中も日常へと戻ってきました
当院でも、また気持ち新たに診療しております
さて、突然ですが、矯正治療のお話に・・・
皆さまは矯正治療後の『後戻り』という言葉をご存知でしょうか?
最近、矯正治療は広く知って頂けるようになってきましたが、意外に知られていないのが矯正治療後の『後戻り』です
矯正治療後の後戻りとは・・・矯正治療を終えた後に矯正治療前の歯並びに戻ってしまう事です
もちろん、完全に治療前の状態に戻る事は少ないですが、残念ながら程度の差はあるものの矯正治療後の歯並びは少しずつ変化してしまいます
と言うと、「えっ?!じゃあ、矯正治療をしても意味ないじゃないかっ」と思われる方も多いかと思います
ですが、安心してください**
もちろん矯正治療後の綺麗な歯並びを維持していく事は可能です!!
矯正治療というと矯正装置で歯を動かす事がメインのように思われがちですが、
実は歯を動かした後の綺麗な歯並びを維持していく事も矯正治療の大事なステージなのです!!
また、矯正治療をしていない人でも歯並びの変化は必ず生じます
歯は隣同士もしくは上下で接触し支え合い噛み合わせのバランスを保っていますが
そのバランスが崩れると歯は動いてしまいます
例えば・・・
*虫歯や歯周病で歯の頭の部分が無くなったり、歯が抜けてしまったりした場合、隣り合っていた歯はそこへ倒れこんできてしまいます。
*上下の歯は食物を噛むことで長年にわたって擦り減っていき、歯の高さが低くなってきます。さらに噛むときに使っているお口の周りの筋肉も年を重ねるとともに衰えてきます。このような避けようもない加齢変化によっても歯並びは変化していきます。
*舌の使い方の癖や姿勢なども歯を動かす原因のひとつです。
そのため、矯正治療後には必ず綺麗な歯並びを維持していくために保定が大切なのです!!
当院では歯を動かす治療を終えた後は、必ず保定装置(リテーナー)を使っていただいております
保定装置には取り外しができるタイプとできないタイプがございます
また、保定装置の使い方も含めて『保定とは・・・』という記事を近日中に追記していきたいと思います!
福岡天神矯正歯科