みなさんこんにちは!季節の変わり目ですが体調はいかがですか?🍂
本日は、「 骨隆起 」についてお話ししていきます。


歯茎や顎の骨にみられる、骨の塊でできたボコボコしたコブのようなでっぱりです。
その部分だけ歯茎が薄くなっており、コブが薄っすらと見えるので、その部分が白っぽくなっていることから気づくことが多いです。




骨隆起は噛んだときの刺激の蓄積により、徐々に形成されます。
ですので夜間の歯ぎしりや、日中の食いしばり、噛み合わせが深い方は骨隆起ができやすいです。
逆に上記の自覚がなくても、骨隆起があることで食いしばりや歯ぎしりに自分で気づくことができます。

全て骨でできているため、触ると硬いのが特徴です。

必要以上に触ってしまうと、歯茎の粘膜が傷つくことがありため、触りすぎないように注意してください⚠️

💡深い噛み合わせとは?

このように下の歯が見えないくらい噛み合わせが深いと、その分奥歯に咬合圧がかかります。よって骨に負担がかかり骨隆起が発達します。

下顎隆起


口蓋隆起

上顎にできる骨隆起のことです。

口蓋の中央部分や奥の方によくできます。


歯槽隆起

歯を支えている歯槽骨にできる骨隆起のことです。


骨隆起は、病気ではありませんので日常生活に支障がない場合、無理に治療する必要はありません。

しかし骨隆起があることで矯正装置の装着が難しい場合や、義歯の作成などが難しい場合は治療が必要なこともあります。


主な治療としては、外科的な切除術や、マウスピース(ナイトガード)を作製して歯ぎしりや食いしばりによる過剰な力から保護する必要があります。

矯正と骨隆起

矯正中は歯が動く為、骨が形成される段階でボコボコと歯肉表面上に一時期的に骨隆起が見られることがあります。
しかし、歯並びが安定し歯槽骨ができてくれば自然と骨隆起はなくなります。

歯ぎしりや噛みあわせが強いと、顎の骨に負担がかかり様々な問題が生じます。

・顎関節の吸収
・被せ物(補綴物)の破損や脱離
・歯の磨耗
・歯周病
・頭痛 

主に上記のような症状の原因になります。

噛みあわせは、矯正でしか根本的な改善にはつながりません。
ですので、骨隆起がある方は骨隆起<歯ぎしり・噛みあわせを改善する必要があります。

少しでも噛みあわせや歯並びのことで疑問に思うことがあれば、是非一度無料初診相談にご来院ください☺️✨

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