ワイヤー矯正治療ではまず何をする?〜セパレートとバンドセット〜
皆様、こんにちは。
福岡天神矯正歯科です☺️
さて、ワイヤー矯正治療といえば、
治療開始すぐに【ブラケット】と【ワイヤー】を歯に装着して
歯を動かしていくというイメージがあるのですが、
実はブラケットとワイヤーを装着する前に行うことがあるのです。
それが「セパレートとバンド」と呼ばれるものです。
初診相談時、セパレートとバンドについてご説明すると
「知らなかった!」と、ご存じない患者様も多くいらっしゃいますので、
今回こちらにてご紹介していきます。
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セパレートとバンドセット

まずは奥歯に固定式の(患者様が自身では外せない)装置、
“バンド”という金属の輪っかを装着するためにセパレーティングを行います。
セパレーティングとは?
奥の歯にバンドを装着するためには、歯と歯の間に隙間を作る必要があります。
このことをセパレーティングと言います。
下の写真のように、前から6番目の歯の前後に隙間を作ります。
セパレーティングゴム(青のゴム)を使用し、ゴムの収縮によって歯と歯の間に隙間を作っていきます。

セパレーティングの装着は約5分ほどの処置であり、あっという間に終わります。
ゴムをつけた日もいつも通り食事ができますが、
歯を動かす力がかかっているため圧迫感を感じたり、痛みがでてくる方もいらっしゃいます。
痛みが出た時は、負担の少ない柔らかいものを食べるようにしましょう。
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バンドのセット
ゴムを入れてから3日〜10日後にバンドのセットを行います。
セパレーティングゴムを外して自分の歯のサイズにあったバンドをつけます。
歯と歯の間に隙間ができるので、下の写真のようにバンドをセットしていきます。

バンド装着後ですが、食事中に頬を噛んでしまう方もいらっしゃるようです。
慣れるまでは慎重にゆっくりと食事するようにしましょう。
ちなみになぜバンドを装着するのかというと…

ブラケットは歯の表面に接着剤で固定しますが、噛み合わせが強い方や銀歯やセラミックの被せ物が入っている方は外れてしまうことがあります。
一方で、バンドは歯を囲むため接着面が広く、ブラケットに比べて外れにくい特徴があるため、奥歯にはバンドを装着しております。こちらにより装置脱離のリスクを下げることができます。
また、バンドを装着することで大臼歯を強力な固定源として利用できるため、歯を効率的に移動していくことができるというメリットがあります。
以上、今回は「セパレートとバンド」をご紹介させていただきました。
🎥「セパレートとバンド」についての動画もぜひ参考にご覧ください。
当院での実際の処置の様子をご覧いただけます。
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治療を開始して、「こんなの聞いてなかった!」ということがないよう、しっかりと矯正治療について理解した上でスタートしましょう🦷
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治療についてご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
また初診相談も無料となっておりますので、少しでも歯並びにお悩みがございましたらご相談にお越しください^^



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