嘔吐反射で悩まれている方へ
みなさま こんにちは
本日は嘔吐反射についてお話しいたします。
嘔吐反射とは
嘔吐反射とは、治療の際に口の中に器具などを入れられたり、型どりをする際に吐き気などを催す症状のことです。
嘔吐反射という言葉を初めて聞かれた方も多いかと思います。一方では、嘔吐反射で悩まれている方も多くいらっしゃいます。
嘔吐反射を経験したことのある患者様は、トラウマになり歯医者へ行くことへの苦手意識が強くなってしまったり…
しかし、嘔吐反射とは体に不必要なものが入ってきそうになった時に反射的に嘔吐する、体を守るために備えられている反応です。
歯科治療をすることは体にとっていいことなのですが、
過去のトラウマへの恐怖心や極度の緊張から嘔吐反射が起こってしまうのです。
実際にどんな治療で嘔吐反射を起こしやすいの?
当院では、初診時の検査で口腔内写真を撮らせていただきます。
その際に鏡をお口の中にいれて2カット撮影を行います。奥歯まで綺麗に写真を撮らせて頂くため、奥の方まで鏡をいれなくてはなりません。
また、歯型取りはトレーに粘土状のものを流し込み、お口の中で固まるのを4分待って頂きます。歯型取りも奥歯までトレーをしっかりと合わせて歯型を取っていきます。
この時に嘔吐反射が起きやすくなります。
他にも、器具をいれられるだけでオエっとなる方もいらっしゃるため、反射が起きるタイミングは人それぞれですが特に上記2点は苦手な方が多いです。
嘔吐反射の対策
しかし嘔吐反射があるからといって、歯医者に行くのを諦めてはいけません^^
嘔吐反射のある患者様には、型取りなどをする際は寝た状態ではなく座った状態で治療を行います。
ゆっくりと鼻で呼吸し、リラックスして治療を受けて頂くことが一番です。
また、携帯を見たり他のことを考えたり気を紛らわせて頂くのも効果的です。
嘔吐反射の起きる一番の原因としては、不安や恐怖心・緊張感から反射を起こしてしまうことが多くあります。
当院では、患者様の不安を取り除きリラックスした空間で治療を受けて頂くことを一番に考えております。
自分は嘔吐反射があるかもしれない…と悩まれている方もお気軽にスタッフへお申し付けください。
嘔吐反射を和らげるツボなどもお教え致します*
歯医者への苦手意識を克服し、一緒に矯正治療を頑張っていきましょう!