みなさま こんにちは

ワイヤー矯正にもさまざまな種類があることをご存知でしょうか?

今回はワイヤー矯正の種類についてご説明いたします。

ワイヤー矯正とは?

まず初めに、ワイヤー矯正の仕組みなどについてご説明します。

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットと呼ばれる器具を装着し、そこにワイヤーを通して歯に力を加え、歯を動かしていく矯正装置です。

細いワイヤーからどんどん太いワイヤーへサイズアップし、柔らかいワイヤーから硬いワイヤーへ交換していくことで歯を動かしていきます。

歯が動く仕組みについては、こちらに詳しく記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

歯が動くメカニズム

ワイヤー矯正は、歯に銀色の装置がついているイメージがある方が多いかと思います。

そのため、目立つのが嫌だなあ…なんとなく痛そうだなぁ…と思う方が多くいらっしゃいます。

しかし、今時のワイヤー矯正は比較的目立ちにくい装置もございます^^

ワイヤー矯正の種類

表側矯正治療

当院でも行なっている一般的なワイヤー矯正です。

歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通します。

表側矯正は適応範囲が広く、さまざまな歯並びに対応することが可能です。

また、話しづらさなどもほとんどなく過ごしていただけます。

裏側矯正治療


歯の裏側にブラケットを装着し、ワイヤーを通します。

歯の裏側に装置をつけるため、目立ちにくい装置ですが、痛みや違和感、話しづらさがあるといったデメリットもございます。



ハーフリンガル矯正治療

上顎は裏側に、下顎は表側にブラケットを装着し、ワイヤーを通します。

目立ちやすい上顎の裏側に装置を装着しているため、上下表側に装置をつけるよりは目立ちにくくなっております。

裏側矯正のデメリットである話しづらさや痛みなどは、舌が当たる下顎は表側になっているため少ない装置です。



当院では、表側矯正治療とマウスピース矯正治療を行っております。

ワイヤー矯正の見た目が気になる方、見た目は気になるけど裏側矯正のデメリットである痛みや話しづらさが気になる方などには、マウスピース矯正を選んでいただくことができます。

マウスピース矯正治療についてはこちらをご覧ください。

インビザライン矯正について

ワイヤーやブラケットの種類

ワイヤー矯正にも種類があり、使用するブラケットやワイヤーにも種類があります。

メタルブラケット

金属でできた一般的な銀色のブラケットです。

強度と耐久性に優れ、長期間の矯正治療に最適なブラケットとなります。

また、他のブラケットに比べるとサイズも小さく、歯磨きもしやすくなっております。

しかし、目立ちやすいというデメリットもございます。

セラミックブラケット

セラミックでできており、歯と同じような色味のため目立ちにくいブラケットです。

また、飲食などでの着色にも強いものとなっております。

中には、メタルブラケットと強度の変わらないセラミックブラケットもございます。

プラスチックブラケット

プラスチックでできたブラケットです。

セラミックと同様歯と同じような色味のため、目立ちにくくなっております。

他のブラケットと比べるとサイズも大きく、着色しやすいものになります。

また、強度や耐久性はメタルブラケットより劣るため、矯正治療の期間にも影響を及ぼすこともございます。



当院では前歯など見える範囲はセラミックブラケット、奥歯はメタルブラケットを使用しております。


ホワイトワイヤー

歯に通すワイヤーも、銀色のものと銀色のワイヤーを白く塗装したものがございます。

銀色のワイヤーを白く塗装したものが、ホワイトワイヤーと呼ばれます。

ホワイトワイヤーを使用することによって、目立ちにくくなります。


しかし、ホワイトワイヤーを使用するにつれて塗装が剥げまだらになってしまったり、塗装が剥げることによってワイヤーとブラケットの間に摩擦が生じ、歯の動きに影響を及ぼすこともございます。

また、白く塗装したワイヤーは塗料の厚みを計算し通常の金属のワイヤーより細いものが使用されていることもございます。

細いワイヤーを使用するため、歯にかける力も小さくなり、治療期間が長くなることもございます。

上記を踏まえ、当院では銀色のワイヤーを使用しております。

ワイヤー矯正の種類についてはお分かりいただけたでしょうか?

ワイヤー矯正の種類や、使用する装置によって費用が変動するクリニックもございます。

当院では表側ワイヤー矯正、マウスピース矯正と2種類になっており、費用も一律です。

ワイヤー矯正に使用する装置のご選択をしていただくことはできませんが、セラミックブラケットを使用しているため比較的目立ちにくくなっております。

ワイヤー矯正、マウスピース矯正とそれぞれメリット・デメリットもございますので、装置をお悩みの患者様は一度ご相談ください。

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福岡天神矯正歯科