【性別】女性

【年齢】10代

【治療方法】非抜歯矯正治療

【治療期間】5ヶ月

 

【症例解説】


上下前歯のガタガタが気になる。下の親知らずのせいでズレている気がするということで矯正治療を希望されました。

 

精密検査の結果、以下の問題点が挙げられました。

 

上下顎前歯叢生(上下の前歯がガタガタになっている)

下顎前歯軽度唇側傾斜(下の前歯が前方にやや傾斜している状態)

下顎両側第3大臼歯埋伏(下の親知らずが潜っている状態)

 

 

上下前歯部の叢生(ガタガタ)が患者様の主訴であり、上下顎歯列弓がやや狭くなっていました。
レントゲンによるセファロ分析等の精密検査の結果、下顎の前歯に軽度の唇側傾斜が認められ、上下前歯部に中等度の叢生がありました。そして、下顎両側第3大臼歯(親知らず)の埋伏がレントゲン写真にて認められました。
そこで、上下顎前歯の叢生量(ガタガタの度合い)と前歯の歯軸傾斜、歯列の拡大量を考慮し、上下顎歯列の側方拡大とIPR(歯を0.5mm以内削ってスペースを作る処置)によってスペースを作ることができると判断し、非抜歯矯正治療を選択しました。
下顎両側第3大臼歯(親知らず)は矯正治療と並行しながら長期休暇時に抜歯を行いました。

 

 

このように精密検査にて問題点をしっかり分析し、適切な治療計画を立てる事で比較的短期間で綺麗な歯並びだけでなく、審美面も改善することができます。

当院の精密検査時に行うレントゲン分析ソフトでは、治療前後の口元の変化の横顔写真をコンピューターシミュレーションでお見せすることが可能です。

自分が治療後にどのような口元になるのか?口元が気になっている方は一度ご相談ください。

 

 

*当院では矯正治療を行う全ての患者様に対して矯正精密検査を行い治療方針を決定致します。そのため治療計画、治療結果及び治療期間については患者様や歯並びの状況により異なります。矯正治療のリスクや副作用について詳しくはこちら

 

福岡天神矯正歯科