みなさん、こんにちは。

今回は、レントゲン撮影での放射線についてお話しをさせていただきます。

当院では、パノラマと側方頭部X線規格写真(セファログラム)の2種類のレントゲンを撮影させていただきます。

なぜ、レントゲン撮影が必要なのか?

まず、パノラマと言われるお口の中全体を写すものは全体像の把握、歯の根や骨の状態、虫歯の有無等、目に見えない病気の発見と的確な診断を行う為に必要です。

次に、側方頭部X線規格写真(セファログラム)は、お口の中だけでなく顎を中心とした顔全体のレントゲン写真で、一定の規定に基づいて撮影するので、治療前と治療後の比較ができます。

 

※セファログラム画像

放射線量は?

パノラマ、セファログラム共に、0.03mSv(ミリシーベルト)です。

この数値は、機種等で多少の異なりはございますが、胸のレントゲンや自然界で1年に受ける放射線に比べて極めて低い値で、人体に影響を及ぼすレベルではありません。

さらに、歯科のレントゲン『X(エックス)線』は人工的に作られたもので放射能を出す『放射性物質』とは無関係なものになります。また、撮影すると周囲の物質に吸収され跡形もなく消えるためレントゲン室に放射線が蓄積される事もありません。

お身体が心配でご不安な方もいらっしゃると思いますが、ご安心ください^^最後に目安となる分かりやすい画像も掲載させていただきます。