矯正治療中の親知らずの抜歯は必要？

みなさま　こんにちは

本日は矯正治療中の親知らずの抜歯について、ご説明いたします。

親知らずとは、前歯から数えて8番目に生えている歯です。

20歳前後に生えてくることが多いのですが、もともと親知らずがなく生えてこない方や、歯肉に埋まっている方、歯の頭だけ見えている方など、皆様さまざまです。

親知らずの抜歯に関しては、必ず矯正治療の前に抜く必要があるわけではございません。

矯正治療をする際に、親知らずを動かすことはほとんどありません。

しかし、親知らずを残しておくデメリットもあるため、その点をご説明した上で、患者様の抜きたいタイミングで抜歯をするようおすすめしております。

歯並びや親知らずの状態によっては、矯正治療前に親知らずの抜歯が必要な場合もありますので、その場合は診断の際にお伝えしております。

・歯磨きがしづらく虫歯になるリスクが高まります

・汚れが溜まり、炎症を起こして痛みがでることがございます

・矯正治療終了後に骨と歯の間に余裕ができると、親知らずが生えてきて歯並びに影響を与えることがございます

※親知らずの生え方によっては影響がないこともございます

上記でもご説明したように、矯正治療開始前に必ず抜歯をしなければならないというわけではございません。

しかし、矯正治療でせっかくきれいになった歯並びへ影響を及ぼす可能性もないとは言い切れないため、これを期に抜歯をする方も多くいらっしゃいます。

親知らずの抜歯を希望する場合には、矯正治療の途中で抜いて頂いても影響はございません。

マウスピース矯正中に抜歯をすると、腫れて痛みがありマウスピースがつけられないという場合もございますが、使用方法を調整することで対応できますので、ご安心ください。

ですが、そのような状況も避けたいなという方は、マウスピース矯正の方であれば型取り後、マウスピース作製を待つ期間が1ヶ月程ございますので、その期間で抜くことをおすすめしております。

もちろん、クリニックのご予約状況や、患者様のご予定によってはその期間に抜歯ができないこともございますので、患者様のタイミングで抜歯をすることが一番です。

患者様によっては、矯正治療が終わった後に、少しずつ親知らずが生えてきたり、痛みがある場合に抜歯をされても問題はありません＾＾

・痛みがある場合には無理に矯正装置をつけなくても大丈夫です。

使用方法で調整することが可能です。

・親知らずを抜歯すると腫れることがございますので、ご自身のご予定と調整して、抜歯の予定を立てましょう！

また、腫れる可能性があるため２、３日お休みが取れるところで抜歯をしたい！と思っている方。中には、社会人になると中々２、３日のお休みも取りづらいという方もいらっしゃいますので、そのような方は学生の間に抜歯をされることもお勧めです。

・マウスピース矯正の途中で親知らずを抜いた際に、親知らずの部分のマウスピースはハサミでカットして使用して頂けます。

ご不安であれば一度クリニックへご相談ください。

矯正治療を始めるにあたり、親知らずのことが気になっていた方も多くいらっしゃると思います。

矯正治療をきっかけに、お口の中を衛生的に保てるよう、お口の環境を見直していきましょう！

また、矯正治療のために親知らず以外の歯を抜歯をすることがございます。

気になる方はこちらをご覧ください＾＾

福岡天神矯正歯科

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