便利なタフトブラシについて

皆さんこんにちは^^福岡天神矯正歯科の歯科衛生士です!
もう10月!本当にあっという間ですね。
月初めは毎月、早いなあ〜という感情が湧いてきます。
さて、皆さんは歯磨きの際に歯ブラシと併用して何か道具を使用していますか?
特に矯正中は普通の歯ブラシだけでの歯磨きだと、お口の中の汚れや歯垢を取り除けないままにしてしまいます。
そこで、今回は便利な道具『タフトブラシ』について解説していきます!^o^

まず、上記の画像の歯ブラシを『タフトブラシ』といいます。1本ブラシと呼ばれる方もいらっしゃいます!
どこかで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
最近、ロフトなど生活雑貨の充実しているお店には歯科コーナーがありますが、その中にこの『タフトブラシ』もよく見かけます。

このタフトブラシは一般的な歯ブラシに比べて、ヘッドが小さくピンポイントで磨くのを得意とします!通常の歯ブラシではどうしても行き届かない隙間や奥歯、前歯の裏側までしっかり磨ける形状になっています。
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*タフトブラシの持ち方*

タフトブラシも普通の歯ブラシと同様、写真のようなペングリップという持ち方をします!いわゆる鉛筆持ちです!
この持ち方をすることで過度な力が入りにくく、歯茎を傷つけずに磨くことができます。
では具体的にどのような時に使うのでしょうか。詳しく解説していきます◎
矯正中のタフトブラシの使い方
*ワイヤー装置*
ワイヤーの装置で矯正をされている方はこのタフトブラシの使用は!必須!になってきます。
というのも、ワイヤーは取り外しのできない装置の為、お食事をする度に物が詰まり、これを綺麗にお手入れしておかないと歯周病や虫歯になるリスクが高まります。
ではそうならないように、、、装置の周りをこのタフトブラシで綺麗にしていきます!

↑この図のように青い円の中の装置の周りを一歯一歯丁寧に磨いていきます。
◎奥から順番を決めて磨いていくことがポイントです
装置の周りは普通の歯ブラシでは取り除けない汚れが沢山付着します。
特にワイヤー治療中は歯と歯茎の境目に汚れが溜まりやすく、このままの状態が続くと、ばい菌に長い時間接触している部分の歯茎が赤く腫れ上がり、歯磨きの際に痛みや出血が出てきたりします。
この状態を歯肉炎といいます。
歯肉炎は歯周病の前段階で、放っておくと歯周病の原因になってしまいます。
なのでワイヤー治療中の方は特に意識をして磨く必要があります。
↑黄色の線のようになぞるようにして磨きましょう!
*マウスピース装置*
マウスピースは取り外しのできる矯正装置になりますので基本的に歯磨きは通常通り行えます。

ただ、歯につけているアタッチメントはプラスチックの材料が混ざっているので汚れが付きやすいです。
着色も付きやすい為、アタッチメント周り、特に↑赤枠の部分はタフトブラシを使い磨くと歯周病予防につながります^^
マウスピース治療は普通に歯磨きはできるものの、しっかり磨いておかないと、やはり歯周病や虫歯のリスクは高まります。矯正中は特に十分なケアを行うことを習慣付けましょう!
ここまでは矯正中のタフトブラシの使い方でした!
次に矯正が終了し、装置を外した方へのタフトブラシの使い方について解説です!
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矯正終了後のタフトブラシの使い方
タフトブラシを使う必要がないと考えられている方も多いと思いますが、歯ブラシと併用することによって、より綺麗に口腔内を保ち、虫歯のリスクを抑えることができます^^
基本的に、通常の歯ブラシでは磨きづらく、歯ブラシが行き届かない所に使用していきます。
*下の前歯の裏側*

この部分は1番歯石が付きやすい部分になります!歯石がつきにくいようにタフトブラシで磨きます!
*奥歯の裏側*

上下奥歯は歯ブラシが行き届かず磨き残しが多くあります。特に下の奥歯は舌があるので磨きにくく歯茎が腫れやすい場所になります。ここにタフトブラシを使うと使わないのとでは歯周病になるリスクが高まります。
*上の前歯の裏側*

私はこの部分にタフトブラシを使うのを1番お勧めしています^^♪
上の前歯の裏側を舌で触るとザラザラしていませんか?
歯の形状は人それぞれですが、上の前歯の裏側は少し歯ブラシが当たりにくい形状をしています。ここをタフトブラシで磨くとツルツルになりよりスッキリ感が出ます!
これに慣れると、タフトブラシを使わずにはいられないです(>_<)
タフトブラシは、通常の歯ブラシにプラスして使用することによって、口腔内の清掃力が格段に上がるので、日頃からの使用をおすすめします!是非使用されてみてくださいね♩
またプラスでマウスウォッシュもお勧めです♪
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