みなさん、こんにちは

朝晩の冷え込みを感じ始め、様々なところで秋を感じられるようになってきました。

当院では、例年ハロウィンシーズンになるとご来院の患者様にお菓子をお渡ししていたのですが、昨年よりコロナのため中止しております。早く気兼ねなくワイワイできる日が来る事を祈るばかりですね。

さて、そんな中でも、歯並びに悩みを抱えて当院にご相談に来られる患者様は多くいらっしゃいます。「前歯のデコボコが気になる」や「前歯が出ている気がする」など悩みは様々です。

そのような様々な悩みを解決するのが矯正治療ですが、今日はそのような矯正治療がそもそも何を『目的』に行われているのかということをお話ししたいと思います。

歯並びのどのような部分が気になっていますか?


・デコボコが気になる

・歯が出ているような気がする

・前歯が反対に重なっている

・噛み合わせが悪い

・歯がない部分がある

など、人によって様々な悩みがあると思います。

また、「自分はそんなに気にしていなかったんだけど歯医者さんで勧められた」などという方もいらっしゃるかと思います。

みなさん悩みは人それぞれですが、そもそも歯並びが悪いとどのようなことが起こるのでしょうか?

歯並びが与える影響とは?

1) 食べ物を噛む機能が低下する

2) 歯磨きがしにくく虫歯になりやすい

3) 歯磨きがしにくく歯肉炎(歯茎の炎症)や歯周炎(炎症が顎の骨に広がって

 いる状態)になりやすい

4) 正しい発音ができない

5) 口元の見た目に影響を与える

6) コンプレックスを感じてしまう

など、歯並びが悪いことで今自分が気になっていること以外にも様々なことに影響を与えてしまいます。

そのような問題を一つずつ解決していくのが矯正治療となります。

矯正治療をすることによって・・・

1) 食べ物を噛む機能が低下する

ガタガタだったり、出っ歯や受け口などで前後的なズレがあったりすると上下の歯が噛み合わず、本来の噛む機能の低下に繋がります。噛み合わせを整えることで上下の歯で噛むという機能を獲得します。


2) 歯磨きがしにくく虫歯になりやすい

ガタガタが多いと歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなります。下顎の前歯は小さいため特に磨き残しが多くなりやすいです。ガタガタを改善することで歯ブラシが細かいところまで届くようになります。


3) 歯磨きがしにくく歯肉炎や歯周炎になりやすい

2) と同じように、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多いと、歯肉炎や歯周炎になりやすいです。また、出っ歯や受け口などでお口が閉じづらい場合もお口の中が乾燥しやすくなることで、細菌が増殖し歯肉炎や歯周炎になりやすくなります。


4) 正しい発音ができない

出っ歯や受け口などの前後的なズレや上下の歯が噛み合っていない開咬という状態ですと舌の使い方に影響を及ばし、正しい発音ができにくくなります。


5) 口元の見た目に影響を与える

前歯の位置によって口元の見た目は大きく異なります。抜歯を伴う矯正治療の場合は前歯の位置の変化も大きい場合も多く、それに伴って口元も変化します。

6) コンプレックスを感じてしまう

コンプレックスを感じることは皆、人それぞれです。歯並びをコンプレックスに感じている場合には、矯正治療で歯並びを改善することで「たくさん笑えるようになった」、「人と話すことが好きになった」などQOLの向上にも繋がります。



以上のように、歯並びが人それぞれであるようにお口の悩みも皆さんそれぞれ異なります。

患者様おひとりおひとりにあった治療目標を患者様と共有し、治療を進めていくことが大切だと考えております!

上記のこと以外にも矯正治療で解決できることはたくさんありますので、少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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また、最近、矯正治療をご希望される方が増えている中、部分的な矯正治療と全体的な矯正治療についてもお問い合わせを多く頂いております。気になる方は、下記ご参照ください。

部分矯正と全体矯正の違い