皆さんこんにちは!早いものであっという間に9月になりましたね?
この時期になると食欲の秋ということで、この季節は美味しいものがたくさんありますのでついつい間食や外食が増えてしまいます?




しかし‼️間食は歯に色んな影響を及ぼします。
今日は実際にどんな影響があるのか詳しく説明していきます。





脱灰”と再石灰という言葉を1度は耳にしたことがあると思います。

⭐️脱灰とは?・・・酸が、歯のエナメル質からカルシウムやリン酸を溶かす現象です。脱灰が進むと虫歯になります。
成分が溶けでた歯の表面は、程度がひどくなると白く濁り光沢を失います。

⭐️再石灰化とは?・・・唾液が酸を中和し、脱灰により溶かされたエナメル質の無機成分(ハイドロキシアパタイト)が唾液などによって元の状態に修復される働き。




脱灰は飲食後、常に私たちの口腔内で行われています
しかし脱灰した後、時間をおいて唾液の自浄作用と共に再石灰化が進み虫歯にならず済んでいます。
なので、脱灰再石灰化のバランスが保たれている間は、虫歯になりにくい状態です。



また歯が溶けやすい指標を、私たちはPHで表しています
一般的にPHの数値が5.5以下だと”歯が溶けやすい”と言われています。


⭐️PHとは?・・・酸性中性アルカリ性を示すもので、中性7として、これより小さい数値↓は酸性大きい数値↑はアルカリ性となります。


食事をすると、口の中は酸性に(PHは低く↓)なり、脱灰が始まります。
しかし食後40分程時間が経過すると中性に戻りつつ(PHは高く↑)、再石灰化が始まり、溶かされた歯の成分は元に戻っていきます。


酸性になる時間や回数が多いと、脱灰再石灰化バランスが崩れて、
脱灰だけが進み歯質が弱り虫歯?へと進行していきます。

?この原理から、間食が多い方は下記のように口腔内が常に酸性の状態になりますので、脱灰しやすく虫歯?になりやすくなります。

またインビザライン矯正中の間食は、治療期間が伸びてしまう原因?となります。ですので、なるべく間食の回数を減らすように頑張りましょう!



矯正治療中は、装置を装着します。

?インビザライン矯正中?の方はお食事の際は、マウスピースを外して食事していただきます。食後歯磨きをせずに装置を装着すると、そのまま脱灰だけが進行し唾液での自浄作用が低下します。=虫歯になるリスクが高まります。ですので当院では、食後はなるべく歯磨きをしていただくようにお伝えしております。
どうしても、外出先などで歯磨きする時間が取れない時などは、下記のような携帯用の先口液などを携帯しておくと便利です。




ワイヤー矯正治療中の方もインビザライン矯正の同じです。
しかし、?ワイヤー矯正治療中?の方は装置を取り外すことができないのと装置がついている為磨きにくいので、装置を除去したときに脱灰にムラができやすいです。
ですのでインビザライン矯正中の方よりも丁寧な歯磨きを心がけましょう?


過去に装置別でブラッシング方法を紹介しておりますので、お時間ある方は是非ご覧ください♩

➡️矯正装置別のブラッシングについて

また日常にフッ素洗口液やフッ素ジェルを取り入れることによって、再石灰化を促進させることができます。=より丈夫な虫歯になりにくい歯質になっていきます!当院でもフッ素ジェルの販売しておりますのでお気軽にお申し付けください☺️♩

歯並びや矯正の事で何かお悩みの事がありましたらいつでもご相談ください♩
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