歯並びと歯の寿命
みなさんこんにちは!
日々の生活に欠かせない食事を楽しむためには、健康な歯が必要ですよね!
しかし、歯の平均寿命は60歳と言われているのはご存知ですか??
実は歯並びが悪いと歯の寿命が短くなるリスクがあります。
今回は歯並びが悪いと歯にどんな悪影響を及ぼし、なぜ歯の寿命は短くなってしまうのかお話していきます。
《歯並びが悪いと起きること》
◯歯ブラシがきちんとできない
歯並びがガタガタで重なっている部分が多いほど、歯ブラシがしっかりと当たりません。歯が重なり合ったりしている部分は食べかすが溜まりやすく、汚れが蓄積していき、虫歯や歯周病になりやすくなります。
実は歯を失う原因の第一位は歯周病なんです。初期症状がほとんどないため、気づいた頃には歯がグラグラと動き、抜け落ちてしまうこともある病気です。
詳しい内容は歯肉炎と歯周病についてのブログをご覧ください😊
○口の中が唾液で満たされない
歯並びの悪さによって噛み合わせが悪いと、状態によっては口呼吸になります。
口呼吸だと乾燥した空気を口の中に直接取り込むことになるので、口の中もまた乾燥します。そのため唾液が蒸発し、唾液による細菌の洗浄効果が不十分になってしまいます。
◯虫歯や歯周病の治療の質が低下しやすい
歯が重なっている部分や歯がガタガタになっている部分は、治療時に器具や機器が届かずに適切に処置をすることが難しい場合もある為、治療精度が落ちてしまうリスクがあります。
◯治療後の再発リスクが高い
虫歯や歯周病の治療を行ったとしても、歯が重なっている部分や歯がガタガタしている部分はその後の再発リスクも高くなってしまいます。その結果、少しずつ歯の寿命が短くなってしまうのです。
◯噛み合わせによる歯への負担が大きい
歯並びやか噛み合わせが良くないと、噛み合わせた時に力のかかる部分が偏り、力が強くかかる部分に過剰なダメージがかかってしまいます。特定の歯に強い力が加わり続けると、歯が割れたり歯周病が悪化するリスクが高くなります。
◯しっかりと噛めない
歯並びが悪いと、食べ物を前歯で噛みちぎったり、奥歯ですりつぶしたりするのが困難なことがあります。
「いつか歯は抜けても入れ歯を入れたら大丈夫!」と、歯が抜けても人工歯で補えると考えている方もいらっしゃいますが、人工歯の噛み心地は天然歯に勝りません。
ご自分の歯でいつまでもしっかりと噛める喜びを感じるには、歯並びを整えていくことが大切になります!
上記のように歯並びが悪いと見た目が悪くなるだけでなく、口腔内環境が悪化し歯の寿命が短くなってしまいます😓歯並びを整えることは綺麗になるという目的だけではなく、
”歯磨きがしやすくなる為”という目的もあります。
年齢を重ねてもご自分の歯でいられるように、歯並びを一緒に綺麗にしませんか?😊
お口の健康は全身の健康につながります!
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