皆様いかがお過ごしでしょうか?
近頃は暖かい日が続いていてとても過ごしやすいですね。

さて!今回はついに、ブラケット(ワイヤーを通す装置)がつき、抜歯も全て完了しましたので、「ブラケット装着と抜歯」についてお話ししていきます。



ブラケットとは?



このような小さな装置で、1個ずつ歯に装着していきます。
ブラケットを装着することで、歯にワイヤーを通す事ができ動かしていくことができます。



ブラケットの種類



当院で使用しているブラケットは、主に2種類あります。

セラミックブラケット    メタルブラケット



セラミックブラケットは、白っぽく目立ちにくくなっています。
しかし、メタルブラケットより強度が弱く、その為少し作りが大きくなっています。

メタルブラケットは、金属の為強度に優れており、その分サイズも小さくなっています。しかし、金属の為目立ちやすくなっています。



当院では、全ての患者様にセラミックブラケットを使用しております。目立たない奥歯には歯磨きがしやすく虫歯になりにくいようにメタルブラケットを使用しております。



ブラケット装着


1.歯面全体を研磨剤で磨きます。
2.歯に唾液などがつかないように、しっかり防湿します。
3.装置がしっかりレジンで接着するように、お薬で歯の表面処理をしていきます。
4.ブラケットにレジンをつけ、1歯づつ位置を調整しながら接着していきます。
5.位置が決まったら、照射します。


ブラケット装着後の写真






抜歯について


下の写真を見て頂いたらわかるように、
当院では抜歯して頂く歯には、ブラケットを装着していません。
※当院で抜歯は行なっておりません。

私は、この4本を抜歯してもらいました。





抜歯後の注意点



・激しい運動は避けましょう。
・入浴や長風呂は血行を良くする為、なるべくシャワーですませましょう。
・出血が気になるとは思いますが、うがいのしすぎは治癒が遅くなる為、唾を吐き出す程度にし、あまりうがいをしすぎないようにしましょう。
・歯磨きは、細菌の感染を防ぐ為にも抜歯窩以外はしっかりしましょう。



・・・私の場合は1回で2本ずつ、合計2回に分けて抜歯してもらいました!
もちろん麻酔を打ちますので、2回とも特に痛みはありませんでした。(※個人差はあります。)
しかし、1回目は抜いた後すぐに痛み止めを服用しましたが、
2回目は服用しなかったせいか、麻酔がきれると共に鈍痛がありました。




装置がついた感想



もちろん口が閉じにくかったり、違和感はあります。ですが、自分で思っていたよりも目立たないことに驚きました!!
他のスタッフや友人からは、近くで見ないと気づかれなかったです。
しかし、繊維性のある食べ物(えのき、もやしなど)は引っかかりやすかった為、慣れるまでは気をつけてゆっくり食べてください。
また、個人差がありますが、私は話す度にブラケットが唇に擦れて当たっていた為、口内炎ができてしまいました。

ブラケットを装着した皆様で、部分的に装置が当たって痛みがある場合には、
お渡ししている「矯正用ワックス」をご使用ください☺️♪

矯正用ワックスの詳しい使い方はこちらをご覧ください




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