皆様、こんにちは。11月に入り本格的に寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

さて今回も、前回に引き続き「診断」についてより詳しくお話ししていきます。

診断

通常、精密検査をしてから約1週間程で「診断」を行うことができます。

診断では、現在の状態の説明や治療方針の提案、矯正治療におけるメリット、デメリットなどのお話になります

診断のお時間はゆとりをもってお取りしていますので、
カウンセリング以降に感じた疑問や、治療方針などのより詳しいお話など、様々なお話しを先生とすることができます。皆様もお気軽にご相談ください♪

*もちろん、カウンセリング時に感じた疑問はカウンセリングの際にしっかりとご質問ください




さて!早速私の診断ですが、
私の現在の状態を簡潔に説明し、治療方針の決定までのお話しをしていきます。

口腔内写真

ガタガタの量咬み合わせのズレや深さ歯の中心のズレなどを見ていきます。

私の場合は、歯の中心のズレはなく、ガタガタの量は少ないですが、奥歯の咬み合わせがややズレています。

顔貌写真

口元の突出具合左右対称性スマイル時の歯の見え方スマイルラインなどを見ていきます。

私の場合は、左右はほぼ対称で、口元の突出感は、やや突出しているように見えます。詳しい突出度はレントゲンと合わせて評価していきます。

写真はこちらのブログに掲載してあります。⭐️

頭部X線規格写真【レントゲン】

頭部X線規格写真には側貌(側面)と正貌(正面)があり、実際は様々な評価をしていきます。
しかし、ここでは側貌の評価を見ながら、主に私が気にしている出っ歯について触れていきます。

撮影しただけでは評価ができない為、下記のようにトレース(線で写し出すこと)し、計測点をプロット(打つこと)します。

計測したものを平均値と比較することで、自身の現在の状態を把握することができます。

ただし、必ずしも平均値でないと悪いというわけではありません!

ここでは自身の現在の値と平均値を比較することによって、治療のゴールを設定するために必要になります。
 ⭐️ちなみに、平均値に近い数値から、黒⇨で色分けされています。

分析の方法にも様々あります。どれが優れていて、どれが優れていないというのはありません。
当院でもいくつかの分析法を使って、治療のゴールを設定していきます。


 分析結果 


以上の資料をもとに分析した結果、私は【上顎前突】と診断されました!
ただ一概に上顎前突と言っても、実はいくつかのタイプに分かれます。

骨格タイプ

1)上顎が前突している
2)下顎が後退している
3)上顎が前突し、下顎が後退している。

歯性タイプ

1)上顎前歯が唇側傾斜している
2)下顎前歯が絶食傾斜している
3)上顎前歯が唇側傾斜し、下顎前歯が舌側傾斜している。

この中で、私は、下顎が後退しているタイプの【骨格性上顎前突という診断でした。他にも、上下の前歯の位置は前方にあり、唇側傾斜していました。



また口元の突出度としては、主に下記の2つのポイントで評価していきます。
 ⑴ E-line(=エステティックライン、鼻の先端から顎の先端までを結んだ線)
 ⑵ナソラビアルアングル( 鼻の下から上唇にかけての角度)

⑴ E-line

E-lineに対して下唇が触れるぐらいが平均とされるのに対して、
私は下唇がラインから4.0mm前に出ていました

⑵ナソラビアルアングル

おおよそ100~110°が理想的な数値といわれています。
それに対して角度が小さくなるにつれて口元が突出した印象を与えます。
私は96°とやや小さい為、口元が突出している印象を与えやすいといえます

以上、ここでは、私が気にしていた出っ歯の成り立ちについてのみお伝えしましたが、診断では様々な角度からたくさんの情報を得ることで、最適な治療プランを立てることができます。



そして、いよいよ大切な治療方針についてです。






治療方針

私は、特に①口元突出感の軽減 ②横の咬み合わせを合わせることの優先度が高かったので、




上下左右前から4番目の歯を2本ずつ、合計4本抜歯することになりました。




抜歯をする事により約 歯1本分のスペースができる為、その分歯を後ろに下げることができます


もちろん抜歯をすることには、メリットもあればデメリットもありますし、ガタガタが強いから抜歯をしないといけないわけではありません。
検査をした上で、患者様それぞれで変わってきますので、院長からも診断時にしっかりお話があります。

もう少し抜歯について詳しく知りたい方は是非こちらのブログをご覧ください。
⭐️「矯正治療中の抜歯について

診断を終えての感想

たった数枚の写真やレントゲンから、本当に様々なことが分かるということに改めて驚きました。またいつもは正面からしか見ることのない自分の歯並びを色んな角度から見ることができ、普段気づかなかった事や問題点を分かりやすく説明していただいて、聞いていてとても興味深く、矯正治療がより楽しみになりました。





以上が診断治療方針についての内容になります。

診断と治療内容は、患者様の現状やご要望でそれぞれ優先度が変わってきますので何かご不安なことがあれば、その都度院長はもちろん、スタッフにも気兼ねなくご相談ください。

次回はいよいよ装置をいれる為の準備についての内容になります!

  ◀️前回のブログ 次回のブログ▶️