みなさん、こんにちは。今回はカウンセリング時によく聞かれる質問の一つ

《矯正治療中の歯の痛み》についてお話ししていきます。


まず、矯正治療中の歯の痛みは2種類に分類されます。

①矯正装置を装着後、歯が動きだす時に生じる痛み

②歯の表面や裏側に装着した装置が頬や舌に当たり傷や口内炎になることで生じる痛み

主にこれらがあげられます

矯正装置を装着後、歯が動きだす時に生じる痛み

歯は歯槽骨と呼ばれる骨に埋まった状態で生えています。矯正治療では装置を使用し歯に力を加えることで周辺の歯槽骨の骨吸収、骨形成(歯槽骨が溶けて吸収され、反対に歯槽骨が造られる)を促し歯を動かしていくので痛みが生じます。

ワイヤー治療は最初に装置をつけた後、2〜3日程度で歯に装置への負担が働き始めることにより痛みが発生しますが、時間の経過と共に緩和されていきます。

マウスピース矯正は小刻みに少しずつ動いていくようにマウスピースの交換をしていくのでワイヤー矯正より比較的緩やかな痛みになります。

歯の表面や裏側に装着した装置によって、頬や舌に当たり傷や口内炎がで切ることで生じる痛み

矯正治療を初めてからだんだんと慣れてくるかと思いますが、最初の頃は装置が着いていることが特に気になるかもしれません。また、傷や口内炎ができた時にブラッシング不足だと患部に菌が入り、治りが遅くなってしまいます。その為、矯正治療中はブラッシングをいつも以上に丁寧に時間をかけておこない口腔内を清潔に保つことをおすすめします。

ワイヤー矯正の器具が当たり口内炎になる方へ保護材をお渡ししています。使用方法等を以前ブログで紹介させていただきました、ご覧ください。

矯正用ワックスの使い方


矯正治療中の痛みは、個人差があり『思っていたより大丈夫だった』とおっしゃる方も中にはいます。ぜひこの記事を参考にしていただき矯正治療を検討していただけると幸いです。

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