みなさま こんにちは

本日は矯正治療と虫歯治療についてご説明いたします。 

矯正治療中は虫歯になりやすい?

矯正治療中はどうしても虫歯になりやすくなってしまいます。

なぜ虫歯になりやすいのか、ご説明していきます☝️

装置がついているため磨き残しが増えやすい

矯正治療中は歯面に装置を装着します。

ワイヤー治療であればブラケットやワイヤー、マウスピース治療でもアタッチメントと言われる白い突起物がつきます。

ワイヤー矯正の患者様は一度ブラケットを装着すると矯正治療が終わるまでの2年前後の期間つけたままの状態になります。



インビザラインの患者様も、アタッチメントを処置の状況に応じて外す期間もございますが、付け直しを行ったり、矯正治療が終わるまではアタッチメントがついています。


それぞれ装置がでこぼこしているため、歯磨きがしづらく装置の周りに食べかすやプラークがたまりやすくなってしまいます。

特にワイヤー矯正の患者様は、ブラケットにワイヤーが通っているため歯磨きが難しく、細かく丁寧にする必要がございます。

当院ではワイヤーが通ったタイミングで歯磨き指導を行っておりますが、治療途中でも気になる方はいつでもご相談ください。

不衛生な状態でマウスピースの装着を行ってしまう

インビザラインであれば、つけ外しができるためワイヤー矯正の患者様よりも虫歯のリスクは低いと言われています。

しかし、いつでも外して歯磨きができると思うと、簡単に歯磨きを済ませたり、歯磨きを後回しにして装着をしたり、汚れがとりきれていない状態でマウスピースを装着してしまうこともございます。

そうすると、汚れにマウスピースで蓋をしてしまうようになるため、虫歯のリスクは高まってしまいます。

また、不衛生な状態でつけたマウスピースにはもちろんマウスピース自体に汚れも付着します。


マウスピースの洗浄やお手入れもとっても大切になりますので、日頃から丁寧に歯磨きとマウスピースのお手入れをするように心がけましょう!

マウスピースの洗浄についてはこちらをご覧ください。

矯正治療中に虫歯になってしまったら



マウスピース矯正中に虫歯治療をして、歯の形が変わるとマウスピースの再作製が必要になります。

しかし、歯の形が変わらない小さな虫歯であれば、矯正治療と並行してすすめていくこともできます。

大きな虫歯ができてしまった場合には、虫歯治療を優先していただくようお願いしております。


また、ワイヤー矯正の患者様も虫歯治療にて一時的に装置を外す必要がある場合もございます。

虫歯治療をされる際は、一度当院へもご相談いただけますと幸いです。

虫歯治療のタイミング

矯正治療もはじめたいけど虫歯もあるし、虫歯治療が終わらないとはじめられないのかな?とお考えの方もいらっしゃると思います。

虫歯の程度にはよりますが、虫歯治療と並行して矯正治療もすすめていくことができる場合もございます。

矯正治療の前の虫歯治療に関してはこちらに詳しくご説明しております!

気になる方はこちらをご覧ください。

矯正治療前の歯の準備



歯並びが悪いと、歯磨きが行き届かず虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。

矯正治療を行い歯並びの変化によって、見た目だけではなく歯磨きのしやすさ、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。


期間や費用でお悩みの方も多いかと思いますが、歯は一生物ですので歯並びが整うことで与えられる影響を長期的に考えると、矯正治療の期間はあっという間に感じられるかと思います☺️

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福岡天神矯正歯科