ワイヤー矯正のセパレートについて
みなさまこんにちは
本日はワイヤー矯正で最初に行う処置【セパレート】についてご説明いたします。
セパレートとは
セパレートとは、奥歯にバンドを装着する前に隙間を作るために行う処置です。
矯正治療を開始する際には、奥歯に金属の輪っか状のバンドを装着します。
バンドを装着するためには、歯と歯の間に隙間が必要なため、直径5mm程の青いゴムを奥歯に装着します。
3日〜1週間の間にゴムの収縮する力を使用し、歯を動かして隙間を作ります。
そのため、セパレートのゴムを入れてから3日〜1週間以内にもう一度ご来院をお願いしております。
セパレートのゴムを外すと隙間ができているため、バンドを装着することができます。
バンドの単体を装着することもあれば、NHAという補助装置の作製を行うこともございます。
患者様の治療プランによって異なりますので、治療方針が決まり次第患者様にはご来院のタイミングをお伝えいたします。
痛みについて
歯を動かして隙間を作るため、痛みは出ることが多いです。
痛みの感じ方には個人差があるため、痛みを感じにくい方もいれば、痛みを強く感じる方もいらっしゃます。
中にはセパレートの際に初めて歯を動かすので1番痛かった！と言われる患者様もいらっしゃいます。
痛みは？
常に痛みがあるわけではなく、食事の際に物を噛む時に痛みがあることが多いです。
また、何かが挟まっているような違和感を感じたり、気になってずっと舌で触ってしまう方もいらっしゃいます。
痛みは徐々に落ち着いてきますが、どうしても痛みに耐えれない場合には痛み止めを飲んでいただいても大丈夫です。
長くてもセパレートをつけている期間は1週間ほどになります。
痛みがご心配な方は大事な予定の前の処置はおすすめしておりません。
患者様のご予定に合わせて治療を進めていきましょう。
セパレート中になにかあれば一度ご相談ください☺️
セパレート中の過ごし方
セパレートをしてからも通常通り過ごしていただいてかまいません。
しかし何点か注意していただきたい点がございます。
▪️セパレートを入れたところにフロスやつまようじの使用は控えてください
奥歯にゴムを入れているため、フロスなどを使用すると外れてしまうことがございます。
外れた場合には付け直しが必要となるため、使用しないようにしてください。
▪️ガムやキャラメルなどの粘着性のあるものを食べることは控えてください
フロスなどと同様に、粘着性のある食べ物を食べるとセパレートが外れてしまうことがございます。
ガムやキャラメル、お餅などは食べないようにしましょう！
▪️外れた場合は当院へご連絡ください
外れてしまった場合には付け直しのご来院が必要となります。
一度当院へご連絡いただき、その後の予約調整を行います。
また、外れた日と次回予約日が近ければ予約をはやめることもございます。
まずは当院へご相談ください。
ワイヤー矯正を始める際に最初に行う処置【セパレート】についておわかりいただけましたでしょうか。
ワイヤー矯正の患者様はさまざまなステップを踏んでワイヤーを装着をしていきます。
当院のスタッフが実際に矯正治療を行った体験談をブログに載せていますので、
ご興味のある方は是非ご覧ください☺️
カウンセリングでは、より詳しい治療の流れや費用についてご説明しております。
お悩みの方は一度ご相談ください。
福岡天神矯正歯科